Nikon D5500 で親指AFするなら左親指AFがおすすめ!
親指AF使ってる?
AUTOモードで子供の写真を撮るとき、こんなことで困ったことないですか?
ピントを合わせながら子供を追いかけてるときです。
1. いまだ!と思ったときにフォーカスが違うところに動いちゃった!
2. シャッターボタンの半押しがつらい!
私は何度もあります笑
1. は、フォーカスをカメラにおまかせするAUTOモードで撮っているので、ある程度は仕方ないわけです。自分でフォーカスの位置を指定したい場合には、AUTOモードから、マニュアルモードに変えればOK。M とか A とか S とか P とかですね。私はよく絞り優先のAモードを使ってます。
フォーカスの位置の指定の仕方は、マルチセレクターボタン(OKボタンの周りの十字キー)で指定するか、タッチパネルで指定します。タッチパネルでのフォーカス指定はこちらを参照ください。
さて、2つめの「2. シャッターボタンの半押しがつらい!」ですが、こちらが今回のテーマです。
カメラを握りながらアングルを決めて、被写体を追いかけて、、ピントを合わせ続けて、、一連の動作は実は難しいことをやってます。
・しっかりカメラをホールド!
・レンズのズームリングを回して構図を調整
・シャッターボタンを半押し!
しっかりがっちりやらないといけない作業の中に半押しという繊細な作業が混ざっているのがよくないんでしょうね。しかもカメラのグリップを握る右手の人差し指を半押しで使いますからね。
この繊細な操作を右手親指に任せられるのが親指AFです。
親指AFをONにするとシャッターボタンはシャッターを切る動作のみになり、フォーカスの役割はAE/AFロックボタンに移ります。
AE/AFロックボタンは写真の赤枠のボタンです。ちょうどカメラをグリップしたときに親指の先がこのあたりにくるので、親指でフォーカスすれば便利、ということですね。
D5500での親指AF 設定方法はこちら
MENUから「カスタムメニュー」ー「f 操作」ー「2 AE/AFロックボタンの機能」ー「AF-ON」を選択。
親指AF設定をすると困ることもあります。このボタンの左下にカギマークが付いているのがわかると思いますが、このボタンは撮った写真を削除から守るロック機能も持ってます。写真を撮ったあとに自動表示される場合(デフォルトはそうです)は、親指AFしようと思ってAE/AFロックボタンを押すと、AFせずに写真をロックします。
この動作は結構困ります。写真の表示が消えるのを待たないといけないのでかったるい。ということで解除します。
D5500での撮影直後の画像確認OFF 設定はこちら
MENUから「再生メニュー」ー「撮影直後の画像確認」ー「しない」を選択。
タッチFn フォーカスロックは左手を使え
親指AFができるようになったら、次の困りごとがあります。
通常はAFのフォーカスポイントを選ぶのは右手の親指。親指AFにするとピントを合わせるための動作がひとつ増えます。マルチセレクターボタンでピント合わせ → AE/AFロックボタンでピント合わせ、と親指の移動が新たに必要になっちゃいます。親指AFの宿命ですね。これは仕方ない。仕組みから考えると他のカメラも同じことになると思いますが、D5500ならではの解決策があります。タッチFnを使っちゃえばいいですよね。
タッチFnを使うのに、閉じたまま使うと、セレクターボタンでやるのと変わりません。親指の動きは、タッチパネルでフォーカスポイントを指定→AE/AFロックボタンでロック、となります。手数が変わらないですね。
タッチパネルは左側に開いて、左手でピント合わせましょう。
左手の親指でタッチパネルを操作するのがやりやすいです。名付けて左親指AF!!
クルマのレーサーの左足ブレーキを彷彿とさせるネーミング笑
左手をカメラのホールドに使えなくなるのがデメリットですが、D5500はボディが小さく軽いし、グリップの形状が深くて握りやすいこともあり、右手一本でも困りません。
左親指AFのイメージ
(撮影の都合上、左手一本でやってますが、右手のホールドは必ず添えてくださいね^^;)
キットの18-55㎜や、シグマの18-200㎜(18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM)あたりで常用してます。こんな撮り方ができるのもファミリーニコン D5500が狙っているところなんでしょうね。便利です♪
おしまい。