Nikon D5500 のタッチパネルは超便利!フォーカスポイントで使うべし!
ファミリーニコンは便利機能がいっぱい
Nikon の D3000、D5000 の両シリーズは、ファミリーニコンと呼ばれてパパママをターゲットにしているだけあって、ファミリー向けの便利機能がたくさん搭載されている。
- とても小さくて軽いこと
子ども連れだと荷物は多いし子どもを抱っこしないといけなかったりするし、大きくて重たいカメラは厳しいからね。 - バリアングル液晶で角度をつけた撮影がしやすいこと
小さい子がハイハイしているのと同じ目線で写真を撮ると面白い絵ができるけど、ファインダーを覗いて撮るのは大変。バリアングル液晶なら液晶を上から見ながら撮れて楽ちん。 - スマートフォンとWi-Fiで連携できること
SNS好きにはたまらない。Facebookとか、Twitterとか、ブログとか、旅先であげたくなるもの。おじいちゃん、おばあちゃんにすぐ送れたりして、とにかく共有が楽なのだ。
そんなファミリー向け機能の中でも、タッチパネル機能はその最たるもの。タッチしたところで写真が撮れるのはとても簡単。詳しい機能を知らないママでもタッチするだけだからこれなら使える。子どもに撮った写真を見せると、スマホに慣れているからかすぐにタッチするけど、D5500 なら子どもでもスワイプして写真を観ることができるのだ。やたら見せて見せてと言われちゃうようになる。とにかくタッチパネルは楽ちんなのだ。
実はそのファミリー向けの最たるものと思っていたタッチパネル機能を使うと、フォーカスポイントをあわせるのがとにかく早いということに気がついたのでご紹介したい。
タッチFn機能でフォーカスポイントを動かそう
その前に、フォーカスポイントの説明を。D5500 はピントをあわせることができるポイント「フォーカスポイント」を39点も持っている。
Nikon Webより(D5500 - 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング)
オートフォーカスモード(AF)で撮影すると、このポイントのうちのどこかで追いかけてくれるようになっている。なので簡単にピントを合わせて写真が撮れて便利なのだが、たくさんあるが故に面倒な状況がある。合わせたいところにピントがあわなかったときだ。合わせたいポイントの周りにモノがあるとか、前後に障害物があるとか、合わせづらい状況だとここ!と指定したくなる。
タッチパネルがなかったとしたら、マルチセレクターという十字キーのようなボタンをポチポチ押してフォーカスポイントを移動しないといけないのだが、D5500はこれをタッチパネルを使ってできてしまう。それがタッチFnという機能で割り当てることができるのだ。
使い方は、まずは機能を有効にすることから。
Menu ボタン → カスタムメニュー → f 操作 → タッチFn の機能
と選んでから、「フォーカスポイント移動」を選択すればOKだ。
タッチFn では、他にもISO感度設定やAFエリアモード設定などを割り当てることができるが、フォーカスポイント移動がタッチパネルの良さを感じられると思うのでおすすめする。
次に、撮影モードをAuto以外に設定する。例えば、Pモードなんかにしてみること。ここまで整えば、ファインダーを覗きながら親指でタッチパネルをさわるだけでカーソルが動く!しかも動きが早い!斜めも早い!
実際に見たほうが早いので、下手な動画もとってみたので、興味ある方はぜひどうぞ。
上位機種でもこれはまだ実装していないようだ。D4とかだとジョイスティックがついていたりしてあれも楽しそうだけど、この価格帯でしかもタッチパネルでシャーッとやれば動く手軽さを提供している D5500 はすごい!
というわけでD5500使っているひとはぜひやってみてください。ちなみに私はニコンプラザで教えてもらうまで知らなかったのだった。ニコンプラザのお兄さんありがとう(笑)