使えなくなるSDカードをサポートに問い合わせてみる その2
使えなくなるSDカードをサポートに問い合わせてみた件の続き。TranscendにWebフォームから問い合わせをして、回答を待っていた。
翌日にはサポートから丁寧なメールが来ていた。なかなかよい感じ。カードの状態を確認するいくつかの質問と一緒に、今後の流れを説明する文面である。
カードの状態の確認とは以下のようなもの。
・他のカメラでも同様の症状がでるか
・他のSDXCカードをD5500は使えるか
いずれも私の環境では試せない。もう1枚SDXCカードを買ってもいいのだが、確認するためにカードを購入したら、この不調のカードを使わないまま放置してしまいそうだからだ。ひどくめんどくさがりなので、あり得る話である。
ちなみに、他のカメラでも同様の症状がでるか、であるが、Nikon D40で試してみた。SDカードを挿して、D40 の電源を入れると、しっかりフォーマットしろというエラーが表示された。これは再現したか?と思ったものの、よく考えてみたらこのカメラは古い。調べてみたら D40 は SDXC に対応していない。SD か SDHC の16GBまでなのだ。容量もオーバーしているし、規格も違うし、これじゃ何でエラーがでているのかわからない。これはもう混乱させるだけなので、伝えないことにした。
さて、SDカードの状態の確認ができたら、サポートのほうに送ってカードを確認してもらえるのだ。これを申し込みするには、これまたいくつか準備が必要だ。
・購入したときの領収書、レシートなどをカードと一緒に提出
・ユーザ登録
・RMAリクエスト(サポートのリクエストフォームに記入すること)のシートを提出
RMAリクエストでは、名前、メールアドレス、製品プロダクトID、連絡先、返送先などを記入すると完了だ。完了したら、印刷してカードに添付してサポートに送ればよい。
送付の前にはカードの中のデータは削除してから送付するつもりだ。
ここまでは完了したので、あとは送付してみるだけだ。再現すれば正常品に交換してもらえるようだが、こればかりは確認してみてもらわないとわからない。
主力のカードを預けてしまうが、手持ちの書き込みが遅いカードでも十分に使えるのであった。遅いカードは連写ができなくなってしまう。連写をすると書き込み待ちが発生してすぐにシャッターが下りなくなってしまうのだ。しばらく連写はおあずけして、サポートがどれくらいで返信があるのか、どんな判断をするのか。ちゃんと書き込みできるようになればいいのだけど。